チョンポンおいら

彼探アナザー
君と破滅しあうリレー小説

02/28(水)00:31
チョンポン
タイトル:そのろくの、なな
「その馬鹿は遠くの国から魔法使いが最後にお姫様に大自爆をかけてやろうと連れてきた王子さまでした。小さいころから女の扱いがとても上手くまた気の多い王子さまでした」

実際、ルックスは悪くなかったし、可愛い女の子とくればすぐに声をかける…そんな男だった。
だからそんな男ならとんでもないこと言ってお姫様を傷つけてくれると思った。
それならお姫様の意志もいい加減折れると思ったんだ。
なのに…

「魔法使いは『この王子ならきっとお姫様を恋愛対象にして遊んだ後に元に戻ったらこっぴどく振ってくれる』と思いました。

お姫様を何度も傷つける形になる事はわかっていましたが、それでも、もう一度で交渉はもう終わりにしようと思いました。

ところが、この王子…お姫様に会うとなんと一目ぼれしてしまい口づけどころか声をかけることすらギクシャクする状態に。」

本来なら女の子とあれやらそれやらそりゃもう数多くやってるんだろうけど、あの時は本当にイライラしたくらいだった。
あまりにも進展が遅いもんだったから
「なら高いとこから落ちれば勇気もつくはずだよ!!」
って言って本当に高いとこから突き落として全治一か月くらいのケガを負わせたけど…そこは反省してる。

「色々あって、ようやく恋仲になった二人は口づけをしてお姫様を元に戻しました…しかしお姫様が元に戻ると、この王子様、最初は他の王子様たちとやらと全く同じ反応で姫様が呪いを受けたものだと言い張って聞きませんでした。

周りが何を言っても、お姫様が違うと言っても、全く聞こうとしませんでした。
そして魔法使いの場所までやってきて『お姫様を元に戻せ』要求してきました。
しかし、一見やけくそにも見えるその行動は実は正しい行動でした。

今までの王子たちは皆『自分が騙された』と理解することによって姫様を全く見ようとしなくなったのですから、その行動に魔法使いは驚きました。」


結構買ってきた菓子が少なくなるほどの速さでまだ何か食べている緑さんを見て『もう少し買ってくればよかった』と思いつつも話を続ける。


「真実の愛なんて存在しないんですよ。所詮、代わりなんていくらでもいるんです。いくら捨てたって変わらないはずなのに…なのに馬鹿みたいにその王子はお姫様から離れようとしませんでした。諦めようとしませんでした。」
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