なーこもちこ

夢に向かって

03/20(月)00:29
なーこ
タイトル:プロローグ(?)2
気分:(・ω・)

「…あ……」

朝日だ。暁の水平線が、みるみるオレンジ、紅、紫、紺のグラデーションに染まっていく。
空の色は薄桃から水色に変わりつつあり、海は絶えず朝日の光を反射しキラキラ輝き始めた。
ラウレアが一日の始まりの美しさに感動していた時、ふと目を凝らすと…

見えた。
菱形のような大きな島。
島の中心には高くそびえる山が見える…あれが話に聞くテンガン山だろうか?
島の端にある三つの湖。恐らくあれは、古来より神の子のポケモンが守っていると言われるリッシ湖、シンジ湖、エイチ湖…
これが

「シンオウ地方だ…」

思わず、ラウレアは目をキラキラさせながら呟く。
ここで、新たな旅が始まるんだ。
ここで、新たな出会いがあるんだ。
ここで、もっともーっと、アローラでは会えなかった沢山のポケモンと仲良くなるんだ…!!

先程まで感じていた、寒さも疲れも吹っ飛んだ気がした。目の前に広がるこの地方で旅をするんだ、と…そう考えるだけで胸がドキドキして、ワクワクしてたまらなかった。
「フライゴン!ここだよ!ここがシンオウ地方だよ!!」
ラウレアは興奮して乗っているフライゴンに話しかける。
「フゥーライッ!」
フライゴンはそれに力強く答えた。フライゴンも新しい地方が楽しみなようだ。

いよいよ2人はシンオウの島の真上までやってきた。そこでフライゴンが「フゥー?」とラウレアに問いかけるように鳴き声をあげる。
どうやら「どこに降りればいいの?」と尋ねているようだ。ラウレアもすぐにそれを理解し、「あ、そっか、どこに降りようか…」と下をのぞき込む。
そこには大小様々な街や、平原や森が広がっているのが見えた。
どこに降りるべきか少々吟味したラウレアは、一つの小さな町を見つけた。可愛らしい小屋のような家々が立ち並び、何よりその町において目立つのはとにかく花が沢山咲いているということだ。空からでも、その沢山の花々がそよ風に揺れているのがわかる。
「わぁ…素敵…お花畑の町だなんて…!」
決めた。この町にしよう。

「フライゴン!あのお花畑がある町、わかる?あそこに降りてほしいな!」
ラウレアがその町がある方向を指さしながら、嬉々としてフライゴンにそう伝える。するとフライゴンは「了解!」と言ったように一声鳴いて、そのままラウレアが指さす方向に降りていった。
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