語りべ管理者

竜の伝説〜飛翔〜
〜そして伝説へ〜

08/07(火)16:14
語りべ
タイトル:タマゴを守る巫女たち3
気分:次回更新は21日(火)予定です




「ブルーオーブの能力は比例をする勇武の力を持つ……心に抱く勇に比例し、その武は増していく…勇は純粋なものでなければ武を与えることはない…願いの心」


「パープルオーブの能力は如何なるものを弾く守りの力を持つ……義に篤い守護の力は絶対的な盾となり、あらゆる攻撃、生物の五感さえも退ける力となる…誠実の心」


「イエローオーブの能力は人を魅するカリスマの力を持つ……それは人の心、人気だけに留まらず、時として富や権力をも集めてしまう…しかし穢れた心を持てば悪意や悲しき運命さえも引き寄せてしまう…純粋の心」


「シルバーオーブの能力は秘められたる力を開花させる目覚めの力を持つ……その肉体、心の中で眠り続けている力を目覚めさせ、その者の最大限の力を与える…輝きの心」





 その台詞はかつてオーブを手に入れたとき――もしくは手に入れたオーブが突然光り出した際に、何処からともなく語り掛けてきた言葉そのもの。
 驚きにアルスは目を見開き、思わず巫女たちに聞く。

「何故その言葉を…もしかしてそれは貴方たちが僕たちに言っていたんですか?」

 すると巫女二人は合わせるように、同時にかぶりを左右に振って見せる。

「いいえ、わたしたちの使命はたまごを守ることであり、そのような能力はありません」
「もしかするとオーブに宿っていた心が声となって語り掛けてきたのかもしれません」
「宿っていた心…」

 スイリが思わず洩らした言葉に巫女二人は頷く。
 
「はい、オーブは不死鳥ラーミアの魂――心そのものなのです」






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