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あしたのありか
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交換日記レンタル - nikkijam

2017/03/20(月) 宮沢夕希
タイトル 211 縦長の夜景(2) 今日の気分終わりでーす



『奪われてたまるか』

そーくんの台詞が頭の中に戻ってきて、あたしはちょっと目を伏せた。
どきりとした。だけどそれ以前に怖かった。なにが、だろう。


「……どーしたの」
「え?」
「花」
「あ、花? バラ?」

ぼそり、と闇に落っこちるように吐き出された言葉をあたしはなんとか拾うことに成功して、聞き返す。
返事は無い。

「ホテルのフロントのお姉さんにね、もらってもらったの。どこかに飾ってくれるって」
「あっそ」
「ねえ、そーくん」

無愛想な返事にかぶせるように名前を呼ぶ。あたしはそーくんの方を見た。
手すりをつかむ腕に顔を埋めるようにしてるそーくんをまっすぐ見て、続ける。

「今日は、ありがとう。助けに来てくれて」

そーくんは、動かない。

「すごく、うれしかった。不安だったから――そーくんが来てくれて、あたし、すごく」
「ごめんな」

言葉と一緒に、あたしは抱きしめられてた。絞り出すような声だった。
ぎゅ、とそーくんの腕に力がこもる。

「ごめん。怖い思いさせて。ごめんな、俺、守ってやれなくて」

泣いてるのかと思うような声で、そーくんはあたしに謝ってくれる。
だからなんとなく、泣いてる子を慰めているような気分になって、あたしはそーくんの背中をぽんぽんと軽くたたいた。

「守ってくれたよ。そーくん、あたしたちのこと探してくれたんだよね。それに――」

西野先輩からも、と言おうとしてあたしは止めた。そーくんの腕が緩んで、視線が合った。
やっぱり泣きそうな顔してる、とあたしはちょっぴり微笑んだ。

2017/03/20(月) 宮沢夕希
タイトル 211 縦長の夜景(1) 今日の気分続きまーす



さーやの後ろ姿を見送っていると、隣から「なあ」とちょっと低い声。
そーくんに気づかれたかな、とあたしはちょっと焦って見上げる――と。

目は合わなかった。
そーくんはあたしじゃない方の床に視線を落として、考えるように片手をこめかみに当てている。

「どうかしたの?」
「いや」

あたしの問いかけに、ちょっぴり早いタイミングで返事が来る。
ん、なんか、いつもと違うような感じがする。

「ちょっと、来て」

低い声のままそーくんはあたしを見ずにそう言うと、手首をつかんで足早に歩き出した。
暗い廊下を進んで賑やかな厨房の入口をスルーすると、曲がった先には扉。非常口の緑のライト。
そーくんはそこに鍵がかかってないことを知っている仕草でドアを開け、外へ出た。
あたしの後ろでドアが閉まる音と一緒に、そーくんの手があたしの手首からそっと離れる。

ちょっと肌寒い風が通る。
東京は縦長だって思うのはこんな時。
戸里と違って、いくつもの細長い建物がいっぱい地面に刺さっている。まるでテトリスみたい。
戸里なら四階の高さから町が見下ろせるのに。
ここでは、真っ暗なビルの壁と街灯と、それからざわついた空気で埋め尽くされてる。


「なんか東京って、ビルも人もいっぱいだよね」

黙ったままあたしに背を向けているそーくんに、何気なく話しかけた。
隣に行っていいものかちょっと迷って、あたしは思いきってそーくんの隣に立ってみる。
横目で見たけど、やっぱりうつむいたまま、目は、合わない。

さすがに鈍いあたしでも、そーくんの気持ちがわかるような気がしてた。
さっきのこと。海里のお父さんのことは当然だけど、西野先輩のこと。
あんなに怖い顔をしてるそーくんは見たこと無かった。

2016/12/18(日) 真井清香
タイトル 戻ってきた日常(3) 今日の気分終わりです〜



エレベーターと反対側の廊下の端っこというのもあって、わざわざ階段を利用する物好きな生徒も宿泊客もいないようで、ホテルの中なのに人気が少ない。

「清香ちゃん、こっち」
階段まで来たところできょろきょろしていると、上階へ向かう階段の手すりから顔を出した海里君が手招きをしていた。

上からだと丸見えなのだけれど、促されるまま階段の手すりの陰に腰を下ろす。
海里君は少しだけ間を空けて、私の隣に座った。

「スルーされたらどうしようかと思った」
「本当は思ってないでしょう」
「うん、実は」
昨夜と同じようなことを言ってくる海里君に言い返すと、しれっと笑うので力が抜ける。

「清香ちゃん優しいから」
「別に――」
そんなことないと続けようとした言葉は、どこか感情の読めない笑顔に出会って消えてしまう。

「優しいよ。俺の父が迷惑かけたから怒ってもいいのに、今日ずっと心配してくれてたでしょ」
「そんなの、心配するの当たり前でしょ」
「うん。当たり前でも清香ちゃんに心配してもらえて嬉しかったから、それを伝えたかったんだ」

「…俺だから心配してくれた、だったらもっと嬉しいけどね」
いつもの調子で付け足された言葉と笑顔に、何だかほっとすると同時に、笑いがこみあげてきた。

「ふふ、どうかしら」
「え、ちょっとなにその思わせぶりな返事!」
身を乗り出してくる海里君に、私はしばらく笑いが止まらなかった。

2016/12/18(日) 真井清香
タイトル 戻ってきた日常(2) 今日の気分もひとつです



「なんだ、海里のやつ」
「さあ?」
呆気に取られた顔をする草介へ曖昧に答えて、海里君からのメールを開くと、本文には短い文章がひとつ。

『階段で戻らない?』

「さーや?」
携帯の画面を開いたまま止まっている私に、夕希がどうかしたのかと首を傾げる。
「えっと、あの、ね」
どう説明するべきか、うまく言葉が出てこない。
後ろを振り向くと、海里君の姿はもうどこにもない。
どうしようと戸惑う挙動不審な私に、夕希は「あっ」と言って胸の前で手を合わせた。

「さーや、お家に電話しなきゃって言ってたよね!」
「えっ?」
家に、電話? 一瞬何のことかと思考が止まるけれど、ものすごい勘の良さと機転を夕希が利かせてくれたことに気付く。
「あ、うん、そう、なの」
慌てて頷く私は自分でも怪しいと思ったけれど、草介から追及されることはなかった。

妙にキラキラした目の夕希に背中を押されるようにして見送られ、海里君が指した方向にある階段に向かう。
『階段で戻らない?』って、戻るも何も男子は下の階で女子は上の階だから真逆よね。
…などとぶつぶつ心の中で呟いてしまうのは、誰に対してかわからないけれど照れ隠しのようなものだろうか。

2016/12/18(日) 真井清香
タイトル 戻ってきた日常(1) 今日の気分続きます



ホテルに戻るまでも、戻ってからも、誰も最後に起こった出来事を口に出さず、他愛ない会話を交わして過ごした。
夕食は海里君と草介とは別になってしまったけれど、今日訪れた場所――というより、どこのスイーツが美味しかったかなどの情報を女子同士話しながら、ふと離れたテーブルで海里君が他の男子と小突きあって笑っていたことに少しほっとした。
「いいなあ、あたしたちも寄ればよかった〜!」
前を通り過ぎた店の話を聞いて悔しがる夕希も、いつもと同じ笑顔。
2人とも強いな。私が2人の立場だったら、きっとずっと落ち込んでしまっていただろう。


外へ出歩いたりするんじゃないぞ〜、と先生からのお決まりの言葉に送られながら、食堂を出ようとしたところで、ちょうど海里君と草介と一緒になった。

「そーくん、すっごい食べてたよね」
「見てたのかよ。夕希はデザートばっか食ってただろ」
「見てたの!?」
「やっぱりか。見なくてもわかるっつーの」
早速とばかりに目の前で始まった夕希と草介のやりとりが、ぽんぽんとテンポ良くって可笑し
い。

「息ぴったりだね」
「本当」
くすくす笑っていると、海里君がふっと息を吐いて言った。
「いいよね」
どう答えるべきかと見上げると、海里君はこっちを見ていなくて、視線は片手で何か素早く打ち込んでいる携帯の画面に落とされていた。

それに、少しがっかりしている自分に気付く。
みんなの前で恥ずかしいことを言われても困るけれど、私、何か期待してたのかしら。
ふと、ポケットに入れていた携帯が短く震える。
メール?

少し沈んだ気分のまま携帯を取り出して画面を開くと、そこにはやはりメールの着信があった。
無題のメールの、差出人は。
――海里君?

目を丸くして顔を上げると、海里君の手にはもう携帯は無くて、視線は私に向けられていた。
混乱したまま携帯の画面と海里君の顔の間で視線を行き来させている私に、海里君はくすっと笑って、私の携帯を指差して、その指を来た方向へと向けた。
そうしてから、

「ソウ、俺ちょっと先生に聞きたいことあるから先行っといて」
唐突に言って、草介の返事も待たずに廊下を来た方向へ戻って行ってしまった。

2016/11/20(日) 本並海里
タイトル 209 真夏の帰り道(2) 今日の気分おわります


「あたしも急にこんな話……よく、というか、さっぱりわかんないけどっ。とにかく! 無理ですよ」
それまでは水を向けられたら答えるのみだった夕希も進んで発言した。

そうだった。そもそも予知夢の能力を認めないまま会話をしてきたんだった。できませんと言ったなら、能力があると言っているに等しい。だから言葉選びに失敗しないよう、注意を払わなければいけなくて、なんともすっきりしない受け答えになってしまうんだ。
父は夕希の回答を都合のいいように解釈した。
「うん。今はそうかもしれないが、いずれ考えが変わるときがくるかもしれない。いつでも待っているよ」
建物の出入り口まで父に送られた。空を見上げると日はまだ高いところにあった。喉が渇いていて疲労感もあるわりに、それほど時間が経っていないことを知った。
「父さん」
「うん?」
「その父さんの組織は、父さんがトップだと思っていいの? もっと上の人がいるの?」
「いないよ」
それを聞いて俺は少しだけ安心した。これだけ話し込んでおきながらラスボスは別にいるとか言われたら、徒労感半端ない。


いまだに照り返しのきついアスファルトの上を、なけなしの日陰を選びながら最寄り駅に向かって歩く。
「海里ー。おまえ、ひとつ忘れてるぞ」
ソウが後ろで声をあげる。その横にはゆっくりとした足取りで歩みを進める夕希の姿。
「なにー?」
「俺たちになんか奢るんだろ」
「そうだっけ? そんな約束したっけ?」
「した。あー、おまえはその場にいなかったかもだけど」
「なんだよそれ」
「いーんだよ。決定事項なんだよ。ほらそこにお誂え向きの店が」
結構な無茶振り。だけどこれはこれでよしとする。
「今日、冷たいもの食べ過ぎてるわね」
「毎日じゃないしいいんじゃない?」
女の子たちはにこにこしながら互いのアイスクリームの写真を撮りあっている。太ると言いながら甘いものを食べる女子みたいで見ていて和む。平和の象徴だ。
宿泊先に帰る予定時刻を大幅にオーバーしたものの、道に迷った途中報告を上げていたので、先生の注意もなく部屋に行きついたのだった。

2016/11/20(日) 本並海里
タイトル 209 真夏の帰り道(1) 今日の気分つづきます


静まりかえる室内。それはいつまでも続くかに思われた。けれど、小さく、乾いた固い音がして、あっけなく終わった。ソウが足元の木刀を拾っていた。
そうだ、まだ緊張を解いてはいけない。思いがけない伏兵・西野先輩の登場と薔薇に面食らってしまったけれど、その先輩が今言ったじゃないか。
『さて、そろそろ退散しないとマズイみたいなんで俺はお先に失礼するけど』
父の一派と西野先輩と俺たちの三竦みだったのが、先輩が抜けたことで均衡が破れた。父の一派ともろに向き合う格好になってしまう。

父の一派にはどのくらいの人員がいるんだろう。ここには何人くらい控えているんだろう。

この部屋では今のところ、父ひとりに対して俺たち四人で睨みをきかせているものの、援軍を呼ばれて腕力に訴えられたら俺とソウだけでは夕希と清香ちゃんを守りきれない。ちらりともう一度ソウの木刀に目を配る。最悪でも女子ふたりは逃がしたい。
特に見ようとしたわけでもないのに視界をかすめた薔薇の赤が胸騒ぎを誘う。逃がしたとして、夕希の足で逃げきれるのか。

「なにを考えているんだい、海里」
「それはこっちが聞きたいよ」
注意を引いて機をうかがうのが半分と、本心からの問いかけが半分。この人は、自分の息子とその友達を本気でどうこうするつもりなんだろうか。
いやそんなはずがない、と俺は根っこの部分でこの人のことを信じていた。

父が座ったまま腕をぐっと上げ、一瞬それがなにかの合図に見えなくもなかったからソウが夕希たちをかばうように半歩前に出たのだけれど、次の瞬間には父はあくびをしながら大きく伸びをしていた。
「話はこれですべてだと思っていい?」
「ンなもん、どーだっていいだろ。結論は出てんだから」
俺の声に被せ気味に、ソウが鋭く言い放った。木刀の先端で何度か床を小突く。音が苛立たしげに伝わってくる。

「夕希はあんたのそばにはいかない。あんただけじゃねえ。誰にも……奪われてたまるか」

2016/02/28(日) 宮沢夕希
タイトル 208 オーバーヒート 今日の気分これだけでーす



めまぐるしいこの一連の話を理解するのにあたしの脳みそフル回転……だったのだろうけど、ここへきてオーバーヒートしてしまったようだった。

差し出された花束。
この場にそぐわない真っ赤なバラは、たぶんこんなシチュエーションじゃなければきっと、すごく感激するんだろうと思う。
……あと、贈り主が西野先輩じゃなければ、だけど。

けど、そのときの西野先輩はすごく真面目な顔をしていた。
学校で女の子たちに囲まれてる先輩はいつもちょっと口角をあげてどこか自信家に見えていたっけ。
今日この部屋にいる西野先輩は、いつもと違ってた。
たとえば――そーくんが時々あたしを見る、真面目スイッチが入ったときみたいに。

ぱ、と顔をあげてあたしはそーくんを見た。
西野先輩をまっすぐ見つめてるその視線があたしに気付いて、目が合う。

怖い顔、だった。
なんていうんだろう……一瞬怖いと思ってあたしは目を逸らす。
逸らした先で視界いっぱいに飛び込んできた赤いバラに現実に引き戻されて、目の前の西野先輩を見上げた。
先輩も怖い顔だった。ちょっぴり口角を上げているのはあたしのためだ。
手を差し出すことはできずにあたしは、ふるふると首を振る。
ふう、と西野先輩が息をつく。

「ごめんね、いきなりいろんなこと言って、怖がらせちゃったかな」

その口調はいつも通りに戻っている。
ううん、戻してくれてる。あたしのために。

「でもこれは持っていって。俺の気持ち。君のためのもの」

あたしの手元に押し付けられるようにした花束を、思わず受け止める。
ふわりと花の香りに包まれて、あたしは僅かに緊張を解いた。

「さて、そろそろ退散しないとマズイみたいなんで俺はお先に失礼するけど」

西野先輩はホールドアップの姿勢で出口で振り返り、海里のお父さんに軽く会釈をした。
それからあたしに向かってにっこりと微笑む。

「夕希ちゃん、さっきのこと、俺本気だからね? 考えておいてくれるかな」

それだけ言うと、じゃ、と小さく手を振って扉の向こうに消えた。
バタンと閉まる音のあと、部屋の中にはバラの香りと静寂だけが残っていた。

2016/02/13(土) 本並海里
タイトル 207 用意は周到に(4) 今日の気分終わります


「えー、そんなわけ……で!」
一、二歩部屋から出たところでやはりというか案の定というか、西野先輩はくるりと背中を反転させた。

そして俺は自分の目を疑った。俺だけじゃない。夕希も清香ちゃんも、おそらくソウも同じだったと思う。
一瞬にして先輩の手のなかにあるものに注意を引かれた。
わずかに、しかし確かに芳香が漂ってくる。甘さを含む熟れたように豊かな香りが鼻腔をくすぐる。

「二区島を含め、戸里半島周辺の人が他へ移住せず生涯をこの地で過ごすのは、古来から予知夢を見る人を守ろうとする下地があったからなんだ。島は彼らのあいだではユートピアって呼ばれてる。そこで待っているのは安寧の日々だ」

だから、と言いながら先輩が夕希に歩み寄る。夕希の肩がぴくりと震える。ひとつひとつの場面が、時間の流れが、スローモーションみたいに変にゆっくりと感じられる。

まさか嘘だろと疑いを持ちつつも、そうとしか思えない。
背の高い西野先輩がわざわざ首を傾けて夕希の表情を探る。それから身体を起こし、手のなかの物を持ち直した。口が一度、硬く一文字に結ばれて、それを見た俺はこの人でも今、このとき、緊張するんだと思った。

予知の力なんかない俺にも、この先の展開が読めた。
西野先輩の手のなかにあるのは十数本あまりの真紅の薔薇だった。


「ね、夕希ちゃん、島で俺と一緒に暮らさない?」
呆気にとられたように立ち尽くす夕希の目のまえに、花束は差し出された。
「夕希ちゃんのことは俺が守るからさ」

2016/02/13(土) 本並海里
タイトル 207 用意は周到に(3) 今日の気分続きます


「昔、土地の有力者に乞われた予知能力者がいたそうで、流行病の収束の夢を見るまで捕えられ、自宅に帰してもらえなかったと文献に残っているんだって。どうにか夢の片鱗を見たときには、すでにその有力者自身が伝染病に侵されてこの世の者でなくなっていたとか。あるいは、世継ぎ誕生の夢を求められたものの、どうにも夢を見ることができなかった、なんてこともあったらしい。そのときは当主と結託して適当な赤ん坊をさらってきてはその子を世継ぎに見立て、夢で見た子だと偽の予知情報を世に流したんだとか。でも結局その能力者は口封じで殺されちゃったらしいよ。昔話とはいえ、誰もかれも予知夢予知夢と必死すぎるし、なーんか物騒な話だよね!」
はあ、と夕希が返事をする。本当か嘘かもわからない、そんな与太話にいつまでつきあえばいいのやら。

西野先輩は俺の横をすり抜けて出入り口のドアに近づいた。そのまま退室するとも思えなかった。