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交換日記レンタル - nikkijam

2012/07/22(日) 18:06:48 鳥羽 聖司
タイトル 削除防止で


そんな気分

2007/04/10(火) 08:01:59 鳥羽 聖司
タイトル 町までは・・・



「遥ちゃんは何を悩んでいたんでしょうね?」

祐平が少し照れたうような顔をして言う。
その様子がとても可愛いと聖司は思ったが、
やはりこうやって二人で肩を抱いて歩いているのは、
よくよく考えてみれば少し照れくさい感じもした。
異性ならば、そんなにも反対に思わなかっただろう、
美希香ともよくこうして歩いた。
思い出すもの辛かった美希香のことが楽しかった思い出として思い出すことができる。これも祐平のおかげだ。
祐平を勇者としてこのゲームが選んだわけも解るような気がした。

祐平なら皆を救えるだろう・・・

「さあな・・オレは十分大人だから・・祐平の方が解るんじゃないか?」

さりげない風を装ってすっと祐平を少し引き寄せた。


2006/08/06(日) 23:35:11 鳥羽 聖司
タイトル ラストステージへ 今日の気分少しだけ



聖司は祐平と共にその屋敷を後にした。
その屋敷でまりさのステージが終わったことにより、
強制的に排出されたようなものだ。

ということはあの屋敷から得られる情報は
もうないということであろう。

「さてどうしますか?勇者様」

ゲームなどほとんどした事のない聖司にも、
ここまで来ればなんとなく仕組みがわかってきた。

このゲームの主人公は勇者である祐平。
その祐平が、3つのステージをクリアすることで、
このゲームは終了・・もしくはラスボスの登場となるのだろう。

「聖司さん、茶化さないで下さい」

「いや、すまない・・そんなつもりではなかったんだ。」

聖司は普段から持ったことのない杖を手に持て余しつつ
反対の手で祐平の肩を抱いた。

「俺たちはこの中では与えられた役目を果さなければならないようだ・・・
俺は白魔術師の役目・・そして祐平は勇者でかつ主人公
いやプレイヤーと言った方がいいんだよな?」

「だと思います。じゃあ・・・とりあえず分岐点であるあの町まで戻りましょう」

祐平の言葉に頷いて、聖司はあの町への道のりを歩き始めた。



2006/07/25(火) 11:01:12 里中 祐平
タイトル ノータイトル


…に書き込ませてください。すみません。
思いで深いのでどうしてもログが取りたくて…っ!
でもログとって編集している時間が…っorz

2005/12/26(月) 11:35:26 里中 祐平
タイトル 少年よ、爆弾を抱け!6 今日の気分まりさ編終了



「お嬢様!」
 足音の主は、マサキだった。
 玉座の前に立ち、両手を上げまりさを見つめる。
 とても優しげな、だがとても強い意志を持った瞳で。

「マサキ…?」
 疑問の声をあげたのは、おじさんだった。

「この…っ」
 つぶやきながら立ち上がると、まりさは玉座から飛び降り、
 マサキの腕へと包まれた。

「このばかっ…! おそいじゃない!」
 目からは大粒の涙があふれ、まりさを乙女にみせた。
 会場に、ざわめきが生まれる。
 おじさんにえいしゃくをし、なにかを話しかけている。
 ざわめきのため聞こえなかったが。

「そういうわけで、お嬢さんをもらっていきます!」
 途端、大声をあげたかと思うとマサキは窓をつきやぶり、外へと飛び出た。

 遠い場所で「痛いじゃないの」だの「ガラス代弁償しなさいよ」というまりさの怒声は、この際聞かなかったことにしょう。


   * 

「それで、どうなされるんですか?」
 やがてまりさの声が消えた頃、聖司さんが穏やかにおじさんへと問う。
「どうせ半年やそこらで戻ってくるだろう」
 無表情で彼に答え、
「戻ってこなければ、幸せなのだろうな…」
 静かにつけたした。

 おじさんの言葉を聞いて、俺達は無言で微笑みあった。
 まりさの問題は無事解決。

 あとは――俺か、遥ちゃんだ。


2005/12/26(月) 11:27:27 里中 祐平
タイトル 少年よ、爆弾を抱け!5



「私には、いるの! 好きな人が!!」
 扉の向こう側は、思いっきり修羅場っていた。

 衝撃的な事実を叫んだまりさに、会場にいる物は皆おしだまる。
 そして――突然入ってきた俺と聖司さんに視線が注がれた。
「聖司様、帰られたはずでは? …そ、その少年は!」

 俺の存在を認識したまりさの父さんは、一瞬驚いた顔を見せ――怒りの顔へと表情を変えた。
「まりさ! この汚らし小僧がおまえの好きな奴なのか?!
 父は絶対に認めないぞ!」
 どうやら素敵に勘違いをしているらしい。
 俺とまりさが恋人…。世界に恐怖の大魔王が何度訪れてもありえないだろう。

「はぁ? なんで祐平になるわけ? ありえないわよ!」
 そしてきっぱり否定するまりさ。
 別に、俺も好きじゃないからいいんだけどさ。
 そこまできっぱり言われると微妙にショック受けるよ?
「大丈夫か?」
 そんな俺の内心を悟ってか、聖司さんが心温まる言葉をくれた。
「あ、はい。大丈夫ですよ。全然……ははっ」
 強がろうとしても、やはり男心は複雑だった。

「なに。俺に愛されてるだけじゃ満足できない?」
「まさかっ! もうすっごく満足してますよ。本当!」
 その言葉に反応し、考えるより先に叫んでしまった。
「……くっ」
 そして笑う聖司さん。
 ……もしかして、からかわれた?


「とにかく、おまえの相手は渡しが探す! おまえは口出しするな!」
「お父さん!」
 俺達が微妙にラブっている間に、まりさとおじさんの口論はヒートアップしていた。
「私には好きな人がいるっていったでしょ!?
 どうして認めてくれないのよ!」
 いつも強気のまり性、珍しく涙声になっていた。
 めずらしい所かこんなにも弱気なまりさを見るのは初めてだ。
 声をかけたいが、できない。おじさんの威圧感がそれを許さなかった。

 まりさの叫びを最後に、会場に再び沈黙が訪れる。
 ただ、とたとたという、どこか間の抜けた足音を除いては。

2005/12/26(月) 10:57:28 里中 祐平
タイトル 少年よ、爆弾を抱け!4



 祝賀会場まで戻ってきたのはいい。ただ、問題はここからどうするか、だった。
 中にはいってもすぐにまた掴まるだけだろうし。
 いや、それ以前に目の前の警備員に止められるか。

 警備員に見つからないよう、柱の影からひっそり会場の扉を見つめる。
 すると、バタンと重い音を立て、聖司さんが飛び出てきた。
 何事かと警備員の二人が身をすくませるが、聖司さんは彼らを気にすることなくまっすぐ走る。もしかして、俺を助けるため地下へ向かっているのだろうか?

「聖司さん!」
 俺が彼の名を呼ぶと、反射的に聖司さんがこちらを見る。
 そして、必死だった形相に笑顔が戻った。

「無事脱出できたか」
「はい。思いがけない協力者のおかげで。…それより、まりさは?」

 協力者? と、不思議そうに首を傾げるが、先に質問に答えた方がいいと思ったのだろう。ちらりと会場を見ると、婚約は無事破棄出来た。とだけ答えた。

「あとはまりさとお父さんの問題だからね」
 身内の問題に他人が口出しすれば余計に話をこじらすよ。
 口には出さなかったが、聖司さんはきっとそう続けたかったのだろう。
 俺も頭ではわかっている。…つもりだが、まりさが、いや。
 正確にはまりさとマサキが気になる。俺は彼女がマサキをどう思っているかなんて知らない。だけれど、元婚約者と比べれば、マサキこそまりさに相応しいと思う。

「聖司さん…」
 口出しはしない。だから、見守らせて欲しい。
 俺の意志は、それだけで聖司さんに通じた。
 黙って頷くと「戻ろう」と聖司さんは俺の手を引いてくれた。

2005/01/21(金) 08:52:38 鳥羽 聖司
タイトル 愛のために死ねるのか?3 今日の気分こんなんで・・ええ?



「あなたが愛していたのは、まりささんではなく、財産ではないのですか?」

「私はこの結婚を認めることは出来ませんね」

聖司の言葉に賛同する声があちこちから上がった。



「セイジ様・・・マリサをお助けください」

母親らしき女性がマリサを抱えた。

「ああ、大丈夫ですよ・・まりさ起きていいですよ」

まりさはパッチリと目を覚ました。

「聖司酷い、あんな塩辛いものを一気に飲めって・・・気持ち悪くなったわ。」

「すみません・・」

男は目を丸くしてそれを見ていた。

「私が、入れたのは単なる塩だったのですが、
少しでも舐めていただけたら解ったと思うのですが、
それさえも、されなかったのですね。」


「この話破談にさせてもらう。」

まりさの父親らしい男がそう言った。

「まりさの嫁入りの口は幾らでもあるんだ。
まりさを大切に思ってくれる男の所でなければ、まりさはやれん。
そうそう、セイジ様婚約者の方が亡くなったそうではないですか・・
マリサの婿になりませんか?」

「ちょっと待ってください!私には愛するものがいますから。
命をかけても良い位に。」

「そうですか・・残念です。」

結婚相手の男はいつの間にか消えていた。


「さあ、まりさ次の相手を・・」

「聖司!!」

聖司は首を振った。

「ここまで助けたんです。後はまりさしだいだと思いますが。
俺は祐平を助けないと」

聖司はにっこりと笑った。




2005/01/21(金) 08:51:33 鳥羽 聖司
タイトル 愛のために死ねるのか?2




「では・・・」

まりさに近づき目隠しをしながら、こっそりと囁くようにまりさに問う。

「俺とこの男とどっちを信用する?」

「もちろん聖司!決まっているでしょ!」

「でも俺はマリサを愛しているわけじゃないが、あいつは愛しているって言っている。
俺としては、早くこの場を適当にどうにかして、祐平を助けに行きたい。
それでも俺を信じる?」

聖司は薄く笑った。

「もちろん、聖司の性格は良く知ってるから、
あんな口先だけ信用できるわけないでしょ?」

「じゃあ俺を信用してくれ・・・渡された杯は必ず飲むように」

「解ったわ」

聖司は男にいや、皆に聞こえるようにいった。

「どちらかの杯に毒を入れます。それはあなたと私しか解りません。
あなたは、まりさにどちらかの杯を渡してください。
渡された杯を一気に、お互いを愛しているのでしたら、同時に飲み干してください。
もちろん毒の入っているほうに当たった方は死にます。
でも心配なく・・・死の苦しみはあっても私は蘇りの呪文を使えますから。
確実とはいえませんが・・多分大丈夫でしょう・・・この毒ぐらいなら・・・
お互いのために、死ねるのなら、簡単ですね。」

そういいつつ男と自分だけにわかるように聖司は、毒を仕込んだ。

杯を選ぶ男の手は震えていた。
男は片方の杯を、まりさに渡した。

「さあどうぞ・・・」

聖司の言葉で二人は杯に口を受けた。男の手は震えていた。
皆男が愛のために毒の入っている。杯を択んだと思っていた。

まりさは一気に杯を空けた、男はそれを横目で見ていた。
まりさががっくりと膝を着き、倒れた。

「はやくマリサを治せ!!」

男は聖司に怒鳴った。

「その前にあなたはどうしてそれを飲まないのですか?」

「それはお前が両方に毒を入れたからだろ!」

場内がどよめいた。

「毒が入っているって知っていて、誰が飲むか!!」

「まりささんは飲みましたよ。」

「知らなかったからだろ!」

「いえあなたを信じていたからです。
では訊きますが,あなたはどうしてまりささんを止めなかったのですか?
まりささんが飲んだのなら自分の一緒に飲まなかったのですか?」

「そ、それは・・・・」

男は言い澱んだ。

2005/01/21(金) 08:48:18 鳥羽 聖司
タイトル 愛のために死ねるのか?1



「しかし、私たちと、あなた方は違いますね。」

聖司の言葉に、その中年男は不思議そうな顔をした。

「私たちは心から愛し合っていました。お互いのために死ねるほどにね。」

男は少し心外だという顔をした。

「私とマリサが愛し合っていないというのか?」

セイジに怒ってもいいものか迷ったのであろう。
ためらいがちな強めの口調であった。

こういう輩は、金とか権力とか地位に弱いということは、
昔からの決まりごとである。

聖司は自分がどういう立場かは良くは解ってはいなかったが、
周りの人々からの扱いを見ればそれなりの何かがある設定なのだろう。
それを利用しない手はないと思った。


「では私が、祝いに、このお二人の愛の深さを確かめましょう。」

席を立ち上がって、聖司は朗々と言ってのけた。
ここに参列していた人日他の視線を一身に受けた。
逃げ出したい気分であったのではあるが、そうも行かない。

「グラスを2つ用意していただけますか?違うものが良いのですが。」

聖司の前に、柄違いの、杯が二つ差し出された。
その2つの杯に、聖司は目の前に出されていたワインのようなグレープジュースのような
飲み物を注いだ。

「では今から、愛を確認させて頂きます。
もしこの愛が偽りならば、この結婚は破棄になります。
いいですね?」

男は皆の手前か、それともよほど自身があるのか大きく頷いた。
聖司はまりさにも了解するように目配せすると、

「もちろん・・・」

と大きく頷いた。


祝賀会場が大きくわいた。