a.k堀内 葉那黒沢 修司

愛があるのか、ないのか、
Ep3_チョコよりも甘く

09/20(金)22:14
a.k
タイトル:3-017.
気分:end.


「ひどい……。足がボロボロで1歩も歩けないなのに……」
『履き慣れてない靴履くからだろ』
「パーティにスニーカーではいけないじゃん」
『だったら、ホテルに着いてからヒールに履き替えればよかっただろ』
「私は修司みたいにそこまで頭がまわらないの」
『バカだもんな』
「バカって言うな」

修司は大きく息を吐いた後に、『―――わかったよ』と言い、それから、『とりあえず、今から如月さんに車借りられるか聞くから。また後で連絡入れる』と約束して電話を切った。
修司との電話を終えたそのタイミングで、「葉那ちゃん」と私を見つけた楓ちゃんが私の元へとやってきた。
楓ちゃんは私とは違い、踵の高い靴を履いていても颯爽に歩いている。
それだけで大人の女として尊敬してしまう。

「どうしたの?疲れた?」

と、靴を脱いで座っている私を見て楓ちゃんは言った。

「靴擦れで足が痛くて……」

ストッキングの上からでも血が滲んでいる私の足を見せた。

「うわぁ――……痛そうだね。絆創膏と消毒液貰ってこようか?何もしないよりいいよね」
「ありがとう。助かる」
「じゃあ、ちょっと待っててね」

そう言うと、絆創膏を貰うために楓ちゃんは私から離れて行った。


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