語りべ管理者

竜の伝説〜飛翔〜
〜そして伝説へ〜

05/22(火)19:36
語りべ
タイトル:宵は静かに終わる2
気分:次回更新は29日(火)予定です


 そしてそれはストームにも経験があった。
 彼の場合は結局、認めて貰いたかった相手(ギンガ)に自分を認めて貰う事は叶わず仕舞いであったが、それでも最終的に助け出す事が出来て気持ちに整理がついた。
 それ以上に、新たにこうした仲間と出会えて、こうして本当の自分も受け入れてもらって――彼の中では受け入れられてしまったという感覚だが――自分でも気付かなかったが、実は嬉しかったのだ。
 でなければあんなにも仲間を想う戦いなど、ハンド相手には出来なかった。
 今までの自分ならば猪突猛進に単独で戦っていた。
 彼女たちのサポートなど目ざわりと思っていたことだろう。
 そして、こうして彼女を認めることも、傍に寄りそうこともしなかっただろう。

「―――やっぱり酔っているみたいだ。こんなことを考えるなんてな」

 リルムにも聞こえないような独り言を呟き、静かにため息を吐き出す。
 それから二人は暫く、そのままに時を過ごした。





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