チョンポンおいら

彼探アナザー
君と破滅しあうリレー小説

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交換日記レンタル - nikkijam

2019/04/19(金) 04:32:07 チョンポン
タイトル そのろくのじゅうろく


「で、それを全部企てたのは魔法使いなのよね。
王子は全てが終わった後に自分が馬鹿なことをしたことに気が付くけれど、もう何も取り戻せないと理解した王子がとった行動はお姫様と国外に移住することしか残っていなかった…
魔法使いともその件があった後ずっと会うことはありませんでしたとさ」

こちらが黙っているのをいいことにさらにその女は続ける。

「本当は悔しくて悔しくて仕方なかったんじゃないかしら?好きで好きでしょうがない人とられちゃったんだから…だからあの二人にそんなひどい仕打ちしたのよね魔法使いは!
どんな気持ちだったのか知らねえ?好きな女に指一本触れられないとか…ねえどう思う?」

はっきりとした悪意の眼でそうこちらに聞いてくるその女。
おおむねいつも通りの行動ではあるがさすがに僕も笑顔で反撃に出た。

「あーそのあと魔法使いって確かめちゃくちゃ好きで好きで仕方ない運命の人に出会えたんですよねえ!本当はこの話する気なかったんですがもう少し聞いてくれますか?」

半ば置いてけぼり気味にオレンジさんと緑ちゃんに向かってそう聞く。

2019/04/19(金) 03:31:51 チョンポン
タイトル そのろくのじゅうご


「だいたい!なんで他の男とくっつける必要があんのよ!魔法使い自身が好きならそのお姫様を自分のものにでもなんにでもすればいいじゃない!他の男とのキスを許して恋を始めさせるとか何それ?そんなものずっと見てたわけ?きっも!!」

えー…皆様には正直に物事申し上げますが……見ていました。
といってもあくまで王子との二人きり時のみだけですが…まぁ完全に目の前にいる女の言う通りです。
自分のものにするなどと乱暴な物言いをする気はない…けれども、化け物と呼ばれたその体は人と交われば相手に毒を植え付けることになり殺すことになる。普段は何でもないけれど怯えられている理由の一つがそれだ。

言い返すことも出来ず黙ったままでいると勝ったと言わんばかりに楽しそうにその女は続ける。

「魔法使いがお姫様を元の姿に戻すって事を信じて王子はついてきてしまったお姫様と一緒に魔法使いとの追いかけっこを始めたの、そのせいで二つの国が戦争になるとも知らずに!」

2019/03/29(金) 18:46:05 チョンポン
タイトル そのろくのじゅうよん


「だからー」
顔をのぞきこむようにしてその女はいってくる
「その魔法使いがその後どうなったか話せばいいんでしょう?」
にたにたと笑いながらお構いなしにいってくる
「その魔法使いほんとは王子様にお姫様をとられたくなくて仕方なかったんだよね」
踊るようにくるくるとまわる
「しっかもそいつ国のスパイとかもやっちゃっててほんとはお姫様の国を滅ぼす為に入り込んでたんだよねーだから他国から王子様を引き寄せてトラブルをおこさせて国同士の戦争の引き金をひかせたわけ!」
「そう、正確には娘が大切で仕方ない弱小国であるお姫様の国は、お姫様がその王子様に拐かされたと誤解し、強国である王子様の国に喧嘩をうることになり、そんなくそみたいなことが戦争への引き金となりお姫様の国ははれてぶっ潰されましたとさ」
さらっとそう説明した僕を面白くなさそうにみるとその女はさらに続けた
「そうそれー!んで、魔法使いはどんな気持ちだったのかしらねー?好きな女の故郷ぶっ壊して」

2019/02/18(月) 00:28:16 チョンポン
タイトル そのろくのじゅうさん


「そうよ!そのためにカメラ持ってきたんだから!!えろ会場はここでしょう?」

あっさり肯定したどころかそいつはどっから持ってきたんだかわからないカメラやらどっかのテレビ局の機材やらをうきうきと取り出す
それを見ながらさらにフォローする

「…なので緑ちゃんは全然気にしなくていいです。ああ、あと入れかわり云々とか気にしてるかもしれませんが、そういうの全然関係なくオレンジさんだけが女体化するだけなのでみどりちゃんは全然大丈夫です」
「…俺は?」
少し安心した緑ちゃんの横で、答えはどうせ帰ってこないとわかっているだろうオレンジさんがぼそりと呟く

「え?色々エロいことしていいから今そんなんなんでしょ?」
「逃げられずに話聞いてもらうだけのセットですので。お触りは厳禁だしとんでもない野獣が来たから子羊さんたちはもう安全な場所へ帰すのが僕の役目…というわけだからもうお開きに」
「まってまって!!」

椅子の縄をほどこうとした僕を捕まえそいつがいってくる

「ならこっからは私が話すわ」
「R18話なら間に合ってます」
「そういう話はしないわよ!」

2019/02/17(日) 23:40:23 チョンポン
タイトル そのろくのじゅうに


「気軽に光る虫と呼んでやってください」
「全国の蛍さんに謝れ!!」

僕の紹介に思いっきりそいつは怒声を浴びさせる

「全国の蛍さん心から謝ります」
素直に目の前にいるそいつ以外のために心から謝った僕を見て、
なぜか納得したようにそいつは頷いた

そしてオレンジさんと緑さんににっこりとする

「それはそれとしてご懐妊おめでとうございま」
「それさっき僕が言った」

すかさずそういうがそいつは止まらず続ける
「いやぁもう超エロかったー…なにせ無理やり」
「ちょっと!!?」
黙っていた緑ちゃんが大声で止めに入った
「さっきからなんなのよ!!?ご懐妊てどういうことなの!!?」
顔を真っ青にさせながらそう聞いてくる緑ちゃんと、
それとは逆になんか嫌な場慣れしてしまったかのようにただうんざりしたままのオレンジさんをみてフォローに入る

「女体化して触手やら何やらで色々エロいことした後に孕ませられるオレンジさんだけのルートがあったらいいなって江新さんの脳内を代弁しただけのただの冗談ですよ」
「俺ッ!?」
どうでもいいと思ってそうなとこに会話のキャッチボールを無理やりをぶつけられ今度はオレンジさんが声をあげた

2019/02/10(日) 02:08:43 チョンポン
タイトル そのろくのじゅういち


「メイドさんとお姉さんに事前に連絡はしたはずですが心配でわざわざ来てくれたんでしょう?なんならむこうで一緒にお菓子いかがですか?いまならまだ残って…」

ばたん!!と扉を閉めそのまま小雪ちゃんは去ってしまった

心配なら一緒にいればいいのに…絶対に見つからないよう気配を絶ったり変なとこ人見知りである



オレンジさん達のもとに戻るとなんだか二人ともおもしろい顔をしていた

さっきの一言か、と気が付いて、冗談ですよ、と言おうとした僕の頭上から声がした。


「多少無理やりであっても愛があればエロしたっていいじゃない!!」


どご!!と音をたててセーラー服の女が急落下してきて目の前に着地した


「それはそれとしてえろい写真とらせてください!!」


大声でなんか言ってくるその女を無視して、僕はいまだに面白いままの表情の二人にいう


「…なんかもうそろそろお開きにしましょうか?」
「ちょっと!!?」

大声で反論する女をみてうっとおしそうに僕は言う

「認めたくないけどこうして存在してしまったので紹介しておく。彼女の名前は江新蛍」
「え?私そんな名前なの?」

せっかく紹介までしてやったのに全部台無しにしやがったこいつ

2019/02/10(日) 01:21:47 チョンポン
タイトル そのろくのじゅう


「それはそれとしてご懐妊おめでとうございます」

その一言で一瞬にして空気が凍り付いた

「ちゃんと愛し合った形であればいいと思うんですよ?」

じっとオレンジさんを見つめて言うと妙な視線を感じた

やっぱりいる
いろんな方角に視線を向けて大声でこう言い放つ

「でもやっぱり無理やり自分だけが気持ちよくなる行為ってどうかと思いません!?めちゃくちゃオレンジさん嫌がってたじゃないですか!?ねえ!?どう思います緑さん!!」

そこまでいうとはっきりと視線に気が付く

屋上の建物の死角になっている場所にダッシュでいく
そこには一人の少女がいた

「あ…」

そこにいたのはオレンジさんの妹さんだった

「初めまして秋山小雪さん。僕はあなたのお姉さんと結婚を前提にお付き合いさせていただいている者です」
「え?」

猛烈な殺意を放っていたのにその一言で普通の少女の顔に戻る

「嘘です。ただの知合いです」

にこにこしながらそういうとむっとした表情で小雪ちゃんがいってくる

「…お兄ちゃんが無理やりなんかされたってなんなんですか?」
「それももちろん冗談ですよ」

それをきいてさらに小雪ちゃんはむっとした
僕をよけ、さささっと扉をあけこう告げた

「…帰ります…お兄ちゃんにこれ以上何かしたら許さないから…」

2018/07/19(木) 04:55:33 チョンポン
タイトル そのろくのく


「あんた寝てると思ってたわよ」

隣でそろそろ大量に持ってきた菓子を食べ干しかねない緑ちゃんも驚いた様子できいてくる

「ちッ!じゃあもうい…」
「聞かせてください!!なんです!?魔法使いが何ですか!?」

不機嫌な顔で話をやめようとしたオレンジさんをなんとかなだめるように慌てて止めると溜息とともに再度話をしてくれた

「…魔法使いは結局何がしたかったんだ?その姫の事傷つけたくないとか言ってやってることめちゃくちゃじゃないか。大量のおとこけしかけたり、とか。そんなに姫が挫折するとこが見たかったのか?」

かなりの語弊があるように感じたがまぁ間違っちゃあいないし何よりちゃんと聞いていてくれたことがうれしかったので苦笑いしつつ答えた

少し迷ったが言うことにした

「魔法使いは姫様の事が好きだったんだ。けれども魔法使いは姫様の事を幸せには出来ないことがわかっていた。だから自分が認める男と姫様を幸せにすることを望んでいた。いうなれば父親心みたいなものだね」

2018/07/19(木) 04:55:14 チョンポン
タイトル そのろくのはち 今日の気分じかんたちすぎ


みなさん、お久しぶりです
日記ジャムももう二十年くらいになるのですね
だからと言って急激な削除を強制的に行うのは些かどうなのかと思われます
嘆く方も多いかと思いますが僕もその中の一人で…

「なあ…聞きたいことあんだけど」

そんなことを考えながらぼんやりしていると目の前でなぜか椅子に座わり縛られて身動きの取れないオレンジの色の髪の少年に話しかけられた

「はい?…あの、そういやなんでしばられてるんでしたっけ?」
「あ?」
僕がそう訊くとびっくりするほど怖い声と顔で睨まれた

「冗談ですよ?縛る時ちゃんと痛くないように工夫だってしたんですから忘れるわけないじゃないですか?」
ただ時間があきすぎたんですよ、もう実際2回くらいそのままのカッコで夏味わってますよ貴方?
まぁそんなことは言えないので黙っておく

そして話しかけられたことに気が付て再度訊く

「ところでなんですか?帰りたいってのはもう少し待って…」
「違えよ。そうじゃなくてその魔法使いの事だよ」
「え?」

あまりに意外過ぎて思わず間抜けな声が出た

「話聞いてくれてたんですか?」
「お前がきけって言ったんだろ!?」

2018/02/28(水) 00:31:36 チョンポン
タイトル そのろくの、なな


「その馬鹿は遠くの国から魔法使いが最後にお姫様に大自爆をかけてやろうと連れてきた王子さまでした。小さいころから女の扱いがとても上手くまた気の多い王子さまでした」

実際、ルックスは悪くなかったし、可愛い女の子とくればすぐに声をかける…そんな男だった。
だからそんな男ならとんでもないこと言ってお姫様を傷つけてくれると思った。
それならお姫様の意志もいい加減折れると思ったんだ。
なのに…

「魔法使いは『この王子ならきっとお姫様を恋愛対象にして遊んだ後に元に戻ったらこっぴどく振ってくれる』と思いました。

お姫様を何度も傷つける形になる事はわかっていましたが、それでも、もう一度で交渉はもう終わりにしようと思いました。

ところが、この王子…お姫様に会うとなんと一目ぼれしてしまい口づけどころか声をかけることすらギクシャクする状態に。」

本来なら女の子とあれやらそれやらそりゃもう数多くやってるんだろうけど、あの時は本当にイライラしたくらいだった。
あまりにも進展が遅いもんだったから
「なら高いとこから落ちれば勇気もつくはずだよ!!」
って言って本当に高いとこから突き落として全治一か月くらいのケガを負わせたけど…そこは反省してる。

「色々あって、ようやく恋仲になった二人は口づけをしてお姫様を元に戻しました…しかしお姫様が元に戻ると、この王子様、最初は他の王子様たちとやらと全く同じ反応で姫様が呪いを受けたものだと言い張って聞きませんでした。

周りが何を言っても、お姫様が違うと言っても、全く聞こうとしませんでした。
そして魔法使いの場所までやってきて『お姫様を元に戻せ』要求してきました。
しかし、一見やけくそにも見えるその行動は実は正しい行動でした。

今までの王子たちは皆『自分が騙された』と理解することによって姫様を全く見ようとしなくなったのですから、その行動に魔法使いは驚きました。」


結構買ってきた菓子が少なくなるほどの速さでまだ何か食べている緑さんを見て『もう少し買ってくればよかった』と思いつつも話を続ける。


「真実の愛なんて存在しないんですよ。所詮、代わりなんていくらでもいるんです。いくら捨てたって変わらないはずなのに…なのに馬鹿みたいにその王子はお姫様から離れようとしませんでした。諦めようとしませんでした。」